玉ねぎ 原口直也さん(ありがとうファーム)
玉ねぎ
すぐ近くに御前崎の海岸を臨む原口さんの畑は、美しい砂地と粘土質の土壌にあります。今回お邪魔したのは、砂地の圃場。サラサラの砂地に玉ねぎが等間隔に並んでいます。
このあたりは、気候と圃場に恵まれているため、全国でも最も早くに玉ねぎの出荷ができるそうです。品種を選びながら、肥料にこだわり、幡種の時期をずらすことで半年くらい玉ねぎの収穫ができるそうです。
今年はお盆の8月20日前後に播種をしましたが、台風の影響による1週間ほどの長雨で、葉付玉ねぎの移植が遅れた上に、苗も苗場で流れてしまい本数が減ってしまったそうです。
また、10月の頭に移植した苗は、水分が少なかったのか、初期の活着が悪く、それが最後まで影響を受けてしまい、1月〜2月に葉付玉ねぎで出荷をしたかったのですが、3月までかかってしまいました。
そんな中で、玉ねぎの成長具合を見ている時が、楽しい時間といいます。
葉付玉ねぎは、葉の部分もおいしくいただけて、水分量が多く、とてもみずみずしい玉ねぎとなっています。他には、5月、6月収穫の品種があり、加工向けや貯蔵することにより、甘みが増す玉ねぎを栽培しているそうです。
自慢は、みずみずしさと甘さ。また、産地に適した玉ねぎ種子と、環境を活かして、年明けから出荷を実現できているところだそうです。
玉ねぎの食べ方としては、サラダ、ステーキ、まるごとレンジがおすすめ!
また、保存の際、新玉ねぎは茶色い皮をむかないで保存をすること。低温の方が長持ちするので、野菜室よりも冷蔵室の方が適しています。
原口さんの玉ねぎは、1月〜6月の間、しずてつストア全店にて販売しております。