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静農会 旬の情報

ゆら早生みかん 杉山敬汰さん(旬鮮西奈)

ゆら早生みかん

日本平の有度山を登っていくと、黄色く色づいた一角が見えます。
ことぶき農園の「ゆら早生みかん」は、9月下旬頃から色づきはじめます。2022年の9月お父さんの杉山寿朗さんから、息子さんの敬汰さんが受け継いで、「株式会社ことぶき農園」を立ち上げました。
まだまだよちよち歩きの敬汰さんを陰で支える寿朗さんですが、敬汰さんも奥様と二人三脚で頑張っています。
「今年は梅雨明けから雨が少なかったため、土が乾燥し、小ぶりだが、甘みが強いです」といいます。有度山の土壌は砂れき土壌で水はけがいいため、みかん畑に適しているそう。
しかし、「ゆら早生みかん」は木が大きくならないことと、実がたくさんつくため、収穫量は少なく、摘果作業が多く、育てるのに手間暇がかかります。
「最初は、木は小さいし、実は小さいし、大変でなかなか他の人が手を出さないということを知らず、食べたらおいしかったからと「ゆら」を作りはじめたんですよ。」と寿朗さんはいいます。
それでも、この山に、「ゆら」が実るようになったら、仲間からも「美味しい」と絶賛され、継続して作っているそう。

「いいものが採れて、お客様から『おいしい』と言われると嬉しいです」。敬汰さんは奥様と店舗で荷出しをしていて、声をかけられると励みになるといいます。

甘味の強いみずみずしい「ゆら早生みかん」は、10月いっぱい、しずてつストア全店にて販売します。
そのあとは、早生系の興津・田口が12月くらいまで、晩生系の青島・峰太・寿太郎は3月くらいまで。
また、中晩柑の太田ポンカン、はるみ、不知火などもこのあと、店舗に並んでいきます。「ことぶき農園」のみかんをぜひご賞味ください。

ゆら早生みかん 杉山敬汰さん(旬鮮西奈)

ゆら早生みかん 杉山敬汰さん(旬鮮西奈)