今年もトキタ種苗大利根研究農場(埼玉県加須市)にて、「オープンデー」が、11月14日に開催されました。
今年のテーマは、「イノベジ」。これは、「野菜で美味しいイノベーションを」という意味を込め、新しい野菜を通じて、参加者全員が付加価値のある商品やアイデア、メニューを生み出すきっかけとなるイベントを目指しています、という意味だそうです。
天候にも恵まれ、全国の農業関係者が、来場し、熱心に見学をしていました。静農会のメンバーも見学をするために、早朝から集まり、出発しました。 かぼちゃや、紫カリフローレ、ブロッコリーなどが、今年の主力野菜として、説明を受けました。
かぼちゃの「満天大黒」は、果皮は濃緑色で、収穫後、果皮の変色が遅いという特徴があります。紫カリフローレは、茎まで美味しく、紫色の花蕾が料理を色鮮やかにします。 ブロッコリーは、花蕾は、極濃緑色のドーム型で、ボリューム感があり、病害の発生が少なく、花蕾の形や大きさの揃いに優れていました。
参加した静農会メンバーに感想を聞いてみました。
〇鴨川さん
「栽培初期の水掛けの管理が重要だと感じた。多くの人に喜んでもらえるものを作りたいという気持ちがより一層増しました。」
〇尾崎さん
「収穫サイズや収穫時期に正解はなく、自分が自信を持って「良い」といえるタイミングで収穫・提供していくことが大事だと感じた」
〇天野さん
「自己流でやっていた部分もあったので、知識のある方々から色々な知識を得られることはすごくありがたい」
〇原口さん
「普段は玉ねぎを栽培していますが、自分が作っていない野菜に触れることがあまりないので、とても新鮮で刺激をもらいました」
皆さん、熱心に耳を傾けたり、栽培方法に見入ったりと、有意義な時間を過ごすことができました。また、往復の長い時間も、お互いの情報交換をするなど、楽しい時間も過ごせたようです。