ホーム >> 静農会 活動内容 >> 講習会・研修会の実施 >> 2023年度若手の会視察研修

講習会・研修会の実施

2023年度若手の会視察研修

2023年度若手の会視察研修 講義の様子 2023年度若手の会視察研修 農園見学の様子 2023年度若手の会視察研修 午前の部・集合写真 2023年度若手の会視察研修 午後の部・集合写真

今年も、磐田市の増田採種場試験圃場と、菊川市の横浜植木菊川研修農場圃場で、講義と圃場見学をしました。午前午後とで、15名ほどの有志が参加しました。

昨年同様、磐田では「とくみつ」キャベツを中心に、新規で栽培をしている「プチベール」や「芽キャベツ」、ブロッコリーなどを見学しました。質疑応答も少人数ならではの白熱した話し合いができました。

「自分の畑のものと比べたり、切り方のコツをたずねたり、また、プチベールの収穫の仕方がわかりました。以前作っていた『スティックセニョール』は、料理しやすく人気はあったのですが、手間がかかるので、止めてしまいましたが、今日見たブロッコリーならば、同じような商品がつくれそうです。」(さんかく山:佐々木さん)

「独立して1年目、「とくみつ」を作っていますが、自分のやり方がそんなに間違っていなかったと認識できました。適切な作り方を学べるのはいいですね。その商品に特化した育て方を教えてもらえるのがいいです。」(みわグループ:洞口さん)

「農業をはじめて、4年になりますが、本日見学したブロッコリーを来年は作ってみたいと思いました。食べやすそうで、おもしろい商品だと思いました。」(みわグループ:石田さん)

現在、作っているものの再確認としても、有意義な時間の午前中でしたが、午後は、菊川で非常に珍しい商品の紹介を聞くことができました。横浜植木で、研究している「タネなっぴー」(種のないピーマン)や、小さいパプリカのベイビーキス、甘いスイーツにんじん「ちはま」など、お客様目線でとても喜ばれそうな野菜たちに、若手の会のメンバーも質問が集中しました。また、液肥の説明にも真剣なまなざしで聞き入っていました。

「午前は、とくみつ、プチベールなど、自分たちの作っているものが、先だって技術確認をすることができました。また、普段、育種の知識を得る機会がないので、それも有意義でした。県内の生産者とセンターとのご縁ができてよかったです。」と語るのは、リーダーの高橋さん。

今回の視察研修も成功に終わりました。

「とくみつ」や「プチベール」など、1月頃のしずてつストアの「静農会売場」をチェックしてみてください。