8月18日に、中島屋グランドホテルで、「令和5年度静農会夏季研修会」が行われました。コロナの関係で4年ぶりとなる研修会ですが、約80名ほどの会員が集まり、久しぶりに会う方も多く、にこやかに開催されました。

新会長となりました望月会長からも、「久々に集まれたことをうれしく思う」という挨拶とともに、今後の静農会としての活動の意気込みもうかがうことができました。

松川副会長からは、令和5年度の事業計画が発表され、コロナ以前のような活発な活動計画が伝えられました。とくに11月から始まる各店での店頭販売では、お客様とのコミュニケーションが図れるとあり、多くの参加者が見込まれそうです。

若手リーダーの高橋さんからは、若手の会の取り組みが発表されました。20歳から49歳までの60名ほどが在籍する若手の会ですが、昨年度の活動報告として、新たなオリジナル商品「とくみつキャベツ」の栽培の取り組みを話しました。まだまだ問題点もありますが、お客様からの評判も上々でさらにいい商品づくりのために反省会も行い、情報交換を行いました。また、視察研修や若手の会の店頭販売など、さまざまな活動ができたことも報告し、今後の静農会の担い手として、頼もしさを感じました。

講演会では、増田採種場専務が「増田採種場の取り組み」と題して、お客様の声から開発された品種開発、美味しさを追求した品種開発、国産野菜で食べたいという声から開発した品種、機能性のある健康の為の品種開発に焦点をあてた講演をしてくださいました。

しずてつストアの田村副部長からは、「KITE-GO店舗取り組み」として、コンビニ以上、スーパーマーケット未満の品揃えという新しい業態へ、いかに静農会の商品を供給するかなどのお話が聞けました。

代表店舗青果チーフのディスカッションでは、気心置けない間柄ということもあり、白熱したトークが飛び交い、充実した時間となりました。 4年間のブランクを感じない静農会の会員の研修会に、今後の活動が期待できそうです。